STORY
小林と山田が初めて出会ったのは、那覇市牧志にある水上店舗2階で行われた、
沖縄県北部に位置する嘉陽集落のお米を食べる会でした。
立ち話で、山田の大学の卒論のテーマが共同売店だと小林は聞きますが
その時は特に関心を示さずその場で解散。
数年後、小林が福岡県の上毛町で地域おこし協力隊として活動している時に
地域の買い物難民の課題を考え始め、共同売店(=山田)を思い出します。
連絡を取り合い、一緒にフィールドワークをするようになり、その中で出てきた色んな想いやアイデア。
それらを実践するために、「愛と希望の共同売店プロジェクト」は生まれました。
二人で知恵を出し合い、力を合わせて行うのは、企画だけでなくイラストやデザインのお仕事も。
それは、日々の小さな積み重ねから、覚悟を持った大きな試みまで。
フットワーク軽く、でも大切なことはしっかりと芯をもって、楽しみながら取り組みます。
こばやし みほ
小林 未歩
東京生まれのイラストレーター/デザイナー。主に紙媒体のグラフィックデザインを手がける。東京を出て那覇の商店街を中心に2年過ごした後、福岡県上毛町の小さな集落へ地域おこし協力隊として着任、「みらいのシカケ」に携わる。地方の地域課題に向き合う中で共同売店を知ってからというもの、福岡と沖縄を行き来しながら共同売店と地域のデザインあれこれに携わる毎日。映画好きが高じて映画部も運営。
やまだ さき
山田 沙紀
東京で生まれ、自分のルーツを辿って沖縄へ移住。山田図画工作屋という屋号で、名護東海岸を拠点に活動。絵を描き、言葉を紡ぐこともあれば、イベントやワークショップを作ることもあります。これからも残していきたいとおもう、沖縄の食や農業、生活文化について伝えつなぐために山田のできることが役に立てばいいなと思っています。いつだって、食べるために頑張り、食べたから頑張る精神で。